肺化膿症
ここでは胸の痛みと濃い痰が出る場合に考えられる病気、肺化膿症について詳しく説明しています。

肺化膿症とは、肺炎の一種で肺の中で細菌が増殖し炎症を起こした状態に加えて肺組織の一部が壊死する病気を指して言います。その結果、肺の中で膿が溜まって膿瘍を形成することから、別名「肺膿瘍」とも呼ばれます。口の中のものが誤って肺に入ってしまう誤嚥によって起こることが多く見られます。


sponsored link



肺化膿症の特徴

肺化膿症は、本来肺に入り込むことのない大腸菌や黄色ブドウ球菌、嫌気性菌や緑膿菌、クレブシエラなどが主な原因菌として挙げられます。また、肺以外でできた膿瘍が血流に乗って肺に入り込むことでも発症することがあります。肺炎が重症化して起こったり、肺がんの術後に起こることもあります。

肺化膿症の症状としては、発熱や咳などの肺炎と同様の症状に加え、膿状の痰や胸の痛みが伴います。進行すると胸膜にまで炎症が広がり胸膜炎を発症することもあります。重症例では呼吸困難やチアノーゼ、意識障害など命に関わる重篤な症状を呈することもあり、この場合は早急な処置が求められます。高齢者の場合は、重症化しやすく特に注意が必要となる病気です。


sponsored link



◆胸の痛みに関する他の原因を調べる


⇒ 胸全体が痛む原因と病気一覧

⇒ 胸の真ん中が痛む原因と病気一覧

⇒ 肺炎

⇒ 胸膜炎

⇒ 肺がん

⇒ 症状について

⇒ 痛み方による分類



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

sponsored link




[当サイトへの問い合わせ]
muneitami★gmail.com
★を@に変更して下さい。

[免責]
当サイトで提供されている情報の利用によって生じたトラブル等について当方では一切関与いたしません。情報の利用は利用者様ご本人の責任において行ってください。

[第三者広告配信]
当サイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 (氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。