生理や妊娠
ここでは女性特有の原因、生理や妊娠について詳しく説明しています。

生理前、妊娠中や出産後に胸の痛みを訴える女性は多いです。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

生理前の胸の痛み

生理前の胸の痛みは、月経前症候群(PMS)と呼ばれる約7割の女性に生じていると言われています。月経周期のホルモンバランスの変化によって起こるもので、女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)とがあり、これらの増減によって乳腺間質の浮腫が起こり胸の痛みとなって症状が現れます。


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妊娠中の胸の痛み

妊娠中も生理と同じくホルモンバランスが変化します。特に妊娠後半期になると、卵巣や胎盤の中でエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが分泌されて、乳房の中の乳腺が発育し乳汁を作る準備を始めます。同時に出産前に乳汁が出てこないように抑える働きもしています。痛みを感じる時期は個人差はありますが、およそこの時期に胸の痛み、胸の張りが症状として顕著に現れます。

出産後の胸の痛み

出産後は赤ちゃんに母乳を十分与えられるように乳腺が急激に拡張し、胸がパンパンに張って痛みを感じます。授乳すれば痛みはすぐに引いていきますが、また次の授乳に控えて乳腺が準備を始め、準備が整うと同じく胸が張って痛み出します。授乳の間隔が空きすぎてしまうと、母乳が乳房の中で溜まりやがて固まってしまいます。実は胸が張った感覚や痛みがするのは母乳固まり始めている合図です。放っておくと乳腺炎を引き起こしてしまう可能性もあるので、搾乳して保存するか廃棄しましょう。


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◆胸の痛みに関する他の原因を調べる


⇒ 乳腺炎

⇒ 乳腺症

⇒ 乳腺線維腺腫

⇒ 乳がん

⇒ 乳房パジェット病

⇒ 女性の胸が痛む原因と病気一覧



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